通り魔に遭遇?!もしもの時のための対策方法
ここ最近、無差別的殺傷事件が多発しています。
2021年では10月31日のハロウィンの日に走行中の特急電車の中で犯人が刃物で他の乗客を切り付け、液体を撒いて放火をする事件があり、12月17日には大阪でビル放火事件がありました。外へつながる階段は1か所のみとなっており、犯人は逃げる人を阻むように、出入口から前に向かって進んできたとの事です。
また、今年1月15日には東大前で通行人3人を背中から切り付ける事件がありました。
最近は強盗事件が多発しており、犯人が逃走し逮捕されていない事件もあります。
ショッキングな事件で大々的に報道されたため、印象に残っている方も多いかと思います。
このような無差別的殺傷事件にもしも遭遇してしまった時はどのように対処したらよいのでしょうか。
通り魔に遭遇してしまったら
逃げる
異変を感じたら、まずその場から離れて自分の安全を確保してください。
通り魔の場合は近くに建物があるなら路上から建物の中に避難しましょう。
立ち向かってしまうとケガをする可能性が高いのでまず逃げること優先してください。
また、犯人が目の前にいるときは後ずさりしながら、背中を見せないように逃げましょう。
パニックになって走り出すと追いかけてくる可能性があるので、相手の動向を見ながら逃げることも大切です。
大きな声で周りに危険を呼びかける
周りの人に事件が起きていることを知らせましょう。
イヤホンをしていたり、スマホを見ている人は周りの異変に気付きにくく、逃げ遅れてしまう可能性があります。
周りの人に伝わるように大きな声で助けを求めたり、異変がが起こっていることを伝えましょう。
呼びかけるときは「通り魔がいるから逃げてください!」などの具体的な状況を伝えましょう。
具体的な状況を伝えないと周りの人に伝わらない可能性があります。
荷物はおいて逃げる
重い荷物を持っている人は置いて逃げましょう。
荷物を持っている時間にも犯人が迫ってきて身動きが取れなくなってしまう可能性があります。
持っているものを振り回す
通り魔に遭遇し、逃げる間もなく犯人が迫ってきているときは、手に持っているカバン等を振り回しましょう。
相手との距離を取ることもでき、犯人が近づいてくるのを回避することができます。
今からできる通り魔対策
出歩くときは常に周りを見ながら行動する
ながらスマホやイヤホンをしていると、周りの状況に気付きにくく、異変をすぐに察知することができなくなってしまいます。
普段から周囲に気を配り、すぐに危険を察知できるように心がけましょう。
防犯グッズや護身用品を持ち歩く
何かあった時のために防犯ブザー等の防犯グッズや、催涙スプレーなどの護身用品を持っておくとよいでしょう。
防犯ブザーは怖くて声が出ないときに周りに助けを求めたり、周りの人に非常事態が発生している事を知らせることが出来ます。
ライトもついている防犯アラームです。カラーバリエーションが豊富なので好きな色を選ぶことが出来ます。
催涙スプレーはすぐ目の前に犯人が迫っているときに犯人の顔に向かって噴射する事で、逃げる時間を稼ぐことが出来ます。
手のひらサイズの催涙スプレーと練習用スプレーのセットです。練習用スプレーは水と精油でできているので安全です。押す力や噴射距離などを確認し、いざという時に備えましょう。こちらの催涙スプレーはカバンの中に入れておくときはロックをしておくことが出来るので、誤射も防ぐことが出来ます。
今のうちに対策を
いざ遭遇すると怖くて動けなかったり、どうしたらよいのかわからなくなってしまう可能性があります。何かあった時にすぐ対応できるように、自分でシュミレーションしてみたりするとよいでしょう。
防犯グッズや護身用品を持つことは誰でもすぐにできる対策ですので、自分には関係ないとは思わず、用意しておくとよいでしょう。