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催涙スプレーの効果と実際に浴びるとどうなるの?

催涙スプレーの効果と実際に浴びるとどうなるの?

 先日、名古屋市の大型商業施設で8人がのどの痛みなどを訴え病院に搬送された事件。施設内のゲームセンターにて催涙スプレーを撒きながら歩いた犯人が捕まり、さらには自宅からも9本もの催涙スプレーが押収されたとのことで大きな話題となりました。同時期に神戸市でも、居酒屋内で催涙スプレーを噴射したとして、10代の会社員も逮捕されています。 
 元々、催涙スプレー(防犯スプレー)は、相手の手の届かない範囲から使用でき、また使用方法も相手に向かって噴出するだけというシンプルさで、老若男女問わず全ての方におすすめしている護身用品です。しかし、催涙スプレーを実際に使用したらどうなるのか、また間違えて自分に掛かってしまった場合どうすれば良いのか疑問に思う人もいると思います。
 そこで、催涙スプレーの効果や催涙スプレーが実際にかかってしまったらどうなるのか、またその時の対処法をまとめてみました。

催涙スプレーは安全なの?

 情報社会の今、催涙スプレーにおいて様々な情報が飛び交っていますが、覚えておいてほしいことはただ一つだけ。「OCガスの催涙スプレーはとっても安全!」だということです。当店で取り扱いの催涙スプレーの成分は唐辛子成分で出来ており、短時間で高い効果を得られ、過剰防衛にもなりにくい、画期的な護身用品として紹介しています。
 催涙スプレーの効果については、主に目や鼻等の粘膜に作用します。もし催涙スプレーがかかってしまい、何も対処していない場合、下記の様な症状が長時間続きます。

●目に入った時→目の痛み等で目を開くことが困難になり、また目を開ける事が出来たとしても、涙が流れるため視界が悪くなります。
●吸い込んだ時→催涙剤やその匂いを吸い込んだ場合、唐辛子成分の強い刺激により、のどの痛みや鼻水・咳などで呼吸がしづらくなります。
●皮膚に付いた時→皮膚に付着した際の症状は、催涙剤がかかる量や濃さ、場所により違いがあります。目・鼻・口などの粘膜や皮膚が薄い部分ほど大変強い刺激を受けやすく、焼けるような痛みを感じ、皮膚が赤くなる場合も。逆にある程度皮膚が厚い場所(手の平など)に少量付着した場合は、そこまで刺激を感じません。しかし、人によっては皮膚が厚い場所にかかってもヒリヒリとした痛みを感じる場合や、皮膚が赤くなる可能性があります。

もしも催涙スプレーが自分にかかったら?

 OCガスの催涙スプレーが皮膚にかかった場合、噴射から一定時間が過ぎれば症状が緩和し、後遺症の心配もほぼありません。しかし、自然回復には時間がかかるため、催涙スプレーがかかった後に何もしなかった場合、痛みが続く時間も長くなってしまいます。
 OCガスの催涙スプレーが自分にかかってしまった場合の対処法をまとめてみました!

まず最初にすること

 もしも催涙スプレーが手に付着した場合、周囲を触らないようにしましょう。催涙スプレーが付着した手で他の場所を触ると、触った場所にも催涙剤が付着し、症状が広がってしまいます。また催涙剤が付着した衣類はすぐに脱ぎましょう。催涙剤が付いたままでいると催涙成分が蒸発・拡散して被害が大きくなる恐れがあります。
 催涙スプレーが付着した場所を洗う際は必ず「冷たい水」を使用しましょう。お湯やぬるま湯を使用すると、毛穴等が開き催涙剤が皮膚の隙間へ入り込む事があり、催涙剤の効果を高めてしまいます。

●目に入ったら…催涙スプレーが目に入った場合は、絶対に擦ったりせず、すぐに大量の冷たい水でよくすすいでください。また、コンタクトレンズを外す際は、催涙剤がついている手で目を触らないように注意してください。
●顔に付着したら…目の周辺や唇等の口の周辺にかかった場合、大量の冷たい水で、擦らないようにしながら洗い流し、冷まし続けてください。催涙剤が付着した場所をタオルで拭いたり、石鹸などを使用して擦るように洗うと、催涙成分を皮膚にこすりつける事になるため刺激を受けやすく、また成分が皮膚の隙間に入り込むため刺激が長時間残りやすくなります。
●手に付着したら…催涙スプレーが手についてしまった場合は、すぐに催涙剤を冷たい水で洗い流しましょう。食器用洗剤は肌に浸透しやすいので、催涙剤を洗い流すのには適していません。催涙剤を洗い流した後でも、手では刺激を感じない程度の催涙剤が付着している場合があり、その状態で皮膚が薄い部分(口や目の周辺等)に触ってしまうと刺激を感じることがあるので注意が必要です。
●吸い込んでしまったら…催涙剤が口や鼻に入ったり、催涙剤の匂いを吸い込み、のどに痛みを感じる場合は、何度もうがいをしましょう。水を飲んだり、つばを飲み込むのは避けてください。また、鼻に症状が出ている場合は水で鼻うがいを行ってください。

 中には「小さな子供に催涙スプレーの成分がかかってしまったら…」と心配する方も少なくないと思います。
通常、OCガスの催涙スプレーの効果は一時的なもので、後遺症の心配もほぼありません。しかし万が一、催涙スプレーを家の中に置いていた時に小さなお子さんが触ってしまい、催涙剤が顔等に付着した場合、催涙剤(唐辛子成分)の効果が抵抗力の許容範囲を超えてしまう可能性があるため、すぐに病院を受診するようにしましょう。

催涙スプレーの成分について

 催涙スプレーのガスの主成分は大きく分けて「OC(オレオレジン・カプシカム)ガス」(唐辛子スプレー)と「CN(クロロアセトフェノン)ガス」の2種類に分けられますが、現在流通している催涙スプレーは効果の高さや安全性から、OCガスの催涙スプレーがほとんどです。ちなみに、当店で現在取り扱っている催涙スプレーも全てOCガスを使用しています。
 それぞれどのような成分なのか解説していきます!

OC(オレオレシン・カプシカム)ガス

 唐辛子に多く含まれる辛味成分である「カプサイシン」が主成分です。唐辛子などを触った手で顔を触ったら激痛がはしったことがある、という人もいると思いますが、OCガスの催涙スプレーの痛みの感覚としてはその状態に近いです。顔周辺に少しでも付着すれば十分に効果が期待でき、またその効果も1~2時間程度続くので、催涙スプレーを噴射された相手がすぐに反撃してくるような危険性も低いです。相手がひるんでいるその隙にその場から安全に逃げることができます。
 OCガスは熊等の野生動物撃退用スプレーにも用いられる程強力な成分ですが、自然由来の成分なので、健康被害や後遺症を引き起こす心配はありません。CNガスの催涙スプレーと違い、アルコールを摂取している人や薬物の常用者にも効果があります。

CN(クロロアセトフェノン)ガス

 一方、CNガスは化学成分が使用されています。眼はもちろんのこと皮膚に付着するだけでも火傷のような激しい痛みが生じ、ひどい場合は炎症になることもあるそうです。また、弱点としてアルコールを摂取している人や薬物の常用者等には効果がない場合もあります。

催涙スプレーの使い方

 催涙スプレーは、噴射ボタンを押すだけで使えるため、緊急時でも直感的に使用できます。相手に噴射して行動を鈍らせ、その隙に逃げるのが基本的な使い方です。ただ、咄嗟の場面では思うように動けなかったり、使い方が分からない、誤って自分にかかってしまった等もあるため、あらかじめ使用の流れをイメージしておくと、万一の際にも行動しやすくなります。

 催涙スプレーの練習用スプレーです。中身は水にオイルを混ぜたものになるので、万が一付着しても被害に遭いことはありません。外観やストッパーなど中身以外は本物と同じですので練習用として最適です。いきなり実践でご使用する前に、本商品にてお試しすることをおすすめします。

 催涙スプレーと練習用スプレーがセットに!実践用は濃度12%という催涙スプレーの中でも超強力なスプレーです。練習用でイメージトレーニングした後に本物を持ち歩くことで安心して使用することが出来ます。いざという時にでも安心です。

 誤って催涙スプレーが物や体に付着した時、OC/CN/CSガス等の溶剤を中和する為の中和剤シートです。ウエットシートのようになっているので使用しやすく、コンパクトサイズですので携帯にも便利です。もしもの時の為に催涙スプレーと一緒に持たれることをお勧めします!

まとめ

 OC(オレオレシン・カプシカム)ガスを使用している催涙スプレーは、もし手違いで自分にかかってしまっても、後遺症の心配はほとんどありません。水で洗い流したり、催涙スプレーの中和剤を使用することで、元に戻ります。元に戻ると聞くと、すぐに相手が回復して再び襲ってくると思われるかもしれませんが、その場ですぐに水で洗い流したりすることはできないことや、吹きかけられた相手は混乱状態に陥る可能性がとても高いので、その隙にその場から逃げましょう。
 催涙スプレーは正しい使用方法で使うと、とてつもなく優れている護身用品となります。大切な人を守るためにも、正しい知識を身に付けていきましょう。