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楽しく旅行をするために大切な対策とは?

楽しく旅行をするために大切な対策とは?

 秋といえば行楽シーズン!暑かった夏が過ぎて秋らしい季節になった今、キャンプや旅行等で出かける人も多くなる季節です。友人や家族とお出かけする人もいれば、最近では1人で楽しむ人も多く見かけます。とても楽しい季節ですが、その一方で気を付けることもたくさんあります。せっかくのイベントが台無しになってしまわないように、今回はお出かけ時の注意点について紹介していきたいと思います!

旅先での事件の種類

 海外旅行へ行き日本人がトラブルに巻き込まれる確率というのは思いのほか高くなっています。日本人は大金を持っていると思われている、「安全」に関しての意識が低い、団体で行動しているからと防犯意識が低くなってしまうなどが理由だと考えられます。あらかじめ、どんな種類の事件に巻き込まれる恐れがあるのか知っておいて備えていきましょう。

1.スリ

 スリと一言で言っても単独で実行するものばかりではありません。何人かで行動を共にし、一人二人がターゲットとなる人に話しかけるなどして、隙があるうちにスリを働くという手口もあります。スリもどんどん新しい手口が生まれていっているのですね。「話しかけスリ」「ケチャップかけスリ」「コイン落としスリ」など様々な種類があります。

2.置き引き

 日本ではあまり聞かないものですね。しかし実は、この犯罪が海外では被害が多いです。ほんの一瞬荷物から目を離した隙に荷物が取られてしまうというものです。取られるものは財布・手荷物・トランク自体などがあります。被害に遭う場所は、空港・レストラン・ホテルのチェックイン時の犯行が多いです。

3.ひったくり

 これは日本でもよく聞くものですね。海外でもやはり多いかと思います。バイクなどに乗って後ろからバックを奪い去るという手口だけでなく、地域によっては手口が凶悪化し刃物で刺され負傷するという被害や転倒させられた上にバッグなどを離すまで体ごと引きずられるという被害までもあるそうです。

4.盗難

 国内旅行ではそこまで起きるものではないですが、海外ではよくあると聞きます。ホテルの部屋や列車の個室などで被害に遭うことが多いそうです。セーフティボックスに預けておいた安心と思っていても、預けていた財布の中からお金がいくらか抜かれていたりするなどの被害もあります。

事件に遭遇しないためにやっておくこと

 上記のような被害はいつ自分が遭遇してしまうか分かりません。旅行中の事件を避けるためにも、前もって防犯を意識した行動をとっておく必要があります!

1.行き先を家族や友人などに伝えておく

 旅行先が海外の場合、携帯が繋がらなくなったり事件に巻き込まれるという確率は国内よりは高いと思います。ただ、国内でも近年物騒な事件が相次いでいるため、安心はできません。自分の身に何かあった時のために、行き先・どのくらい滞在するのか・宿泊先などはしっかり家族や友人に伝えておきましょう。念のため、誰と出かけるという情報もあれば、より安心ですね。

2.いざという時に必要な連絡先は持ち物とは別に管理しておく

 もしも、クレジットカードやキャッシュカードなどが入った財布を落としたり盗まれた場合、すぐにカードの利用を停止できるように、それぞれのカードの連絡先をメモしておいて財布とは別に管理しておきましょう。これは普段の生活の中でも十分起きる可能性があるため、日頃からやっておくと安心できますね。

3.お金は分割して管理

 これは旅行の際の対策としては有名なものですね。1つにまとめて管理しておくと、それを盗られてしまった際のダメージがとても大きくなってしまいます。ですが、分割しておけば荷物を盗られてしまった場合でも、すべて失うという最悪の事態はまぬがれます。

4.荷物に防犯対策を

 旅行に行く際は多くの人がスーツケースを利用するかと思います。しかし、スーツケースについている鍵だけでは簡単にこじ開けられてしまう可能性があります。そこで、ケースにベルトをつけておく、南京錠を付けておく、等の対策を行うだけでも荷物を盗まれる危険性が下がります。スーツケースはホテルに荷物を置いておくときには金庫がわりにも使えますので、鍵とベルトで二重ロックにしておけば安心です。
 また金銭だけでなく、海外だとパスポートを盗まれる被害も多いです。そのため、スーツケースだけでなく、手持ちのバッグ等にも対策が必要です。中身が丸見えのバッグ等はターゲットになりやすいため、なるべく控えるようにしましょう。

留守中の対策

 これまで旅先での事件や、自分が被害者とならないための対策事項について紹介してきました。最後に、旅行に行っている間に留守になっている自宅の防犯について考えていきましょう。

1.郵便物などの配達を止める

 郵便受けに投函物がたまっていると、一目でこの家は最近留守にしているのだなと分かられてしまいます。新聞は、配達を担当している新聞販売店に連絡して一時的に止めてもらうことが出来ます。また、郵便物は最寄りの郵便局などに不在となる期間(最長30日)をあらかじめ不在届により知らせると不在の間の郵便物は届出期間終了後に配達に来てくれるというシステムがあるので安心です。

2.人がいる様に見せかける

 家を不在にしてずっと家の電気が点いていない状況が続くと、留守にしていることが丸わかりです。あらかじめ決めた時間に電気がついたり消えたりするタイマーなどを設置するのも重要な防犯対策です。

まとめ

 旅行を楽しめるようにするためには、その反面でしっかりとした防犯・安全対策が不可欠です。旅行先でトラブルにならないためにも、荷物にも自宅にも、事前に準備しておくことが大切です。