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護身用品を持って飛行機に乗れるの?

護身用品を持って飛行機に乗れるの?

 夏休みも近づき、夏季休暇やお盆休みを使って旅行を計画している人も多いと思います。実家に帰省する人、遠方に出かける人、また海外旅行に飛び立つ人もいるかもしれません。いつもと違う場所で土地勘もなく、身の安全を守りたいという思いから、旅行先に護身用品を持って行きたい、という人もいるかもしれません。また昨今物騒な世の中になり、いつ誰が狙われるか分からない状況でもあります。
 旅行や出張等で飛行機を利用する人は、「護身用品を持って飛行機に乗ることが出来るのか?」と疑問を抱いたことが一度はあるかと思います。
 そこで今回は、護身用品の分類別に、航空機を利用する際に持ち込むことが出来るのかまとめてみました。

護身用品を持って飛行機に乗れるの?

 飛行機に乗る際の荷物は、大まかに「手荷物(飛行機に搭乗する際に機内へ持ち込む荷物)」「預け荷物(搭乗前に航空会社のチェックインカウンターで預ける荷物)」の2種類に分けられます。また航空機の安全運航を確保するための航空法で「爆発の恐れがある物」「燃えやすい物」「人に危害を与えたり、他の物件を損傷するおそれがある物」等、「危険物」として航空機内への持ち込みや預かりが禁止されているものがあります。

スタンガン

 スタンガンは「凶器(その他)」に分類されるため、手荷物での機内持ち込みは出来ません。航空機を利用する際は事前に預け荷物に入れるようにしましょう。

催涙スプレー

 催涙スプレーは高圧ガスの関係や「液体物規制対象」にて航空輸送禁止になっているため、手荷物での機内持ち込みはもちろん、預け荷物としても利用できません。もし催涙スプレーを旅行先に持って行きたい場合は、新幹線やフェリー等の移動手段を選ぶ必要があります。

特殊警棒

 特殊警棒は「凶器(武具・護身用具等)」に分類されるので、手荷物での機内持ち込みはできません。航空機を利用する際は預け荷物に入れるようにしましょう。

クボタン・タクティカルペン

 クボタンやタクティカルペンは護身用として使用できる程の強度があるため、保安検査場の係員の判断によっては「凶器(武具・護身用具等)」や「凶器(先端が著しく尖っている物)」に分類される可能性が高いです。航空機を利用する際は事前に預け荷物に入れるようにしましょう。

 手荷物や預け荷物については、航空会社ごとに対応が異なる場合もあります。航空機への持ち込み等について不安な時は、ご利用予定の航空会社に確認するのが安心です。

海外旅行の場合はどうすればいいの?

 その国へ初めて渡航する人にとっては、治安の良し悪しがどうか、第一に頭に思い浮かぶ人も多いかと思います。比較的治安が良いと言われている日本で暮らしてきたからこそ、言葉があまり通じない海外でもしトラブルに遭ってしまったら…と考えてしまいます。海外旅行に護身用品を持って行けるだけでも不安が解消されるのも確かです。
 しかし、航空機を利用する際に預け荷物として護身用品を持っていくことが出来たとしても、入国の申請で時間がかかったり、渡航先の法律で護身用品の携帯・所持が認められていない場合もあります。行く前に渡航先の法律を確認しようとネットで検索しても、なかなか見つけることが難しかったり、もし海外の法律が掲載されているサイトを見つけられたとしても最新の情報ではない可能性もあります。
 そのため、海外の法律を調べる時は、該当国の大使館・領事館に問い合わせて確認すること確実です。例えば、アメリカ等の国は州ごとに法律が異なる国もあるので、複数の州を移動したりする場合は、州ごとの法律も事前に確認が必要です。海外旅行での護身用品の所持や持ち込みでは国内よりさらに注意が必要になるので、事前に行き先の法律を確認しておくことがおすすめです。

まとめ

 夏季の旅行シーズン、せっかく楽しみにしていた旅行先でトラブルに遭うのは避けたいですよね。国内外問わず物騒な世の中になり護身用品への需要・関心も高まってきましたが、自分が持っている護身用品は果たして持ち込みできるのか、事前の確認を忘れないようにしましょう。