【防犯用品の代表!「防犯ブザー」の使い方】

大きな音を鳴り響かせることで相手の意欲を失わせたり周囲に緊急性を知らせるだけでなく、見える場所に身につけているだけで犯罪抑制の効果を発揮する防犯ブザー。防犯用品として優れた点の多い商品ですが、ただ身に付けているだけでは意味がありません。防犯ブザーを有効に使いこなすため、身につける方法や使い方をしっかり理解しましょう。
防犯ブザーを購入する前に
防犯ブザーを購入しようとしても、様々な形や色、機能など、どれを選ぶか迷う人も多いと思います。そこで防犯ブザーの音量の目安と音の鳴らし方のタイプについて簡単にまとめてみました。
防犯ブザーの音量の目安
防犯ブザーを選ぶ基準として、まず音の大きさが挙げられます。防犯ブザーなど、大きな音を鳴らすものに記載されていることの多いのが「dB(デシベル)」という単位です。この数値が大きいほど音が大きくなりますが、実際にどのくらいの音なのかは想像できない人もいると思います。そこで、「dB(デシベル)」の目安を身近な音の大きさでまとめてみました。
70dB・・・セミの鳴き声(約2m)・騒々しい事務所の中
80dB・・・地下鉄の車内・ピアノ(正面約1m)
90dB・・・犬の鳴き声(前方約5m)・カラオケ(店内客席中央)・パチンコ店内
100dB・・・電車が通るときのガード下
110dB・・・自動車のクラクション(前方約2m)
120dB・・・飛行機のエンジンの近く
70~80dBでも十分うるさく感じると思いますが、「極めてうるさい」の目安は90dBからとされています。防犯ブザーはいざという時、周りに異変を知らせる為のものですので、なるべく大音量で性能の良いものを選ぶようにしましょう。
防犯ブザーの種類と使い分け
音を鳴らすための動作は防犯ブザーによって違います。また、USBで充電できるタイプや電池交換式の仕様、またLEDライト機能もついている防犯ブザーもあります。防犯ブザーの特徴についてメリット・デメリットを事前に確認し、またタイプによって使い分けるようにしましょう。
ピンが抜けるタイプ
ピンを引き抜いてブザーが鳴るタイプの場合、ピンがないと電池がなくなるまでブザーを鳴り止ます手段がなくなります。
ただそれを逆手にとれば、ピンと本体を手の届かない場所に離してしまえば、不審者は防犯ブザー本体を壊す以外に音を止める事が出来なくなります。そもそも急に大音量が鳴ったら不審者は逃げるか音を止めようとします。音を止めようとしてもピンがないと音が鳴り止まないため、引き抜いた後に本体、あるいはピンを遠くに投げるなどすることで逃げる時間を稼げます。


ピンが抜けないタイプ
ピンが完全に抜けずにブザーが鳴るタイプの場合、ピンを無くすことがないので、誤動作したときに対処が容易です。しかし、それは不審者にも簡単に音を止められやすいということですので、鳴らしている防犯ブザーを相手の手の届かない場所に投げる等の工夫が必要です。

ボタンを押す、スイッチをスライドするタイプ
ボタンを押したり、スイッチをスライドするだけでブザーが鳴るタイプの場合、ボタンを押したりスイッチをスライドしている間だけ鳴るものや、音を止める方法が別にあるものなど防犯ブザーによって使用方法も様々です。またボタンの位置にもよりますが、ピンを引くタイプよりは誤作動が起きにくいです。
いざという時常にボタンを押しっぱなしに出来るとは限らないので、一度ボタンを押したら音を止める動作(音を鳴らすボタンとは別の動作だと更に良い)をするまで鳴り続けるものが良いです。

防犯ブザーを持ち歩く前に注意すること
防犯ブザーはいざというとき、即座に手が届き使用できる位置にあることが最重要です。緊急時に手を伸ばしやすい場所には個人差があるため、より操作しやすい場所を探し、取り付けるようにしましょう。
防犯ブザーの電池
防犯ブザーはいざというとき、即座に手が届き使用できる位置にあることが最重要です。緊急時に手を伸ばしやすい場所には個人差があるため、より操作しやすい場所を探し、取り付けるようにしましょう。
また、防犯ブザーはいざという時に電池が切れていたり、故障していると意味がありません。全く鳴らしていない場合でも、自然放電で電池の残量は少しずつ減っていきます。定期的に電池残量や動作の確認を行うことをオススメします。
もしも不審者に遭遇したら
不審者に遭遇して防犯ブザーを鳴らした時は、すぐに不審者とは別の方向に防犯ブザーを投げましょう。防犯ブザーを鳴らしただけで逃げるような不審者ばかりなら良いのですが、防犯ブザー等を鳴らすと音を止めるため発信源をひったくり、踏みつぶすなどして破壊する不審者もいます。
音の発信源を自分や不審者とは少し離れた場所に投げると、音を止めるために回収・破壊しようとしますので、その隙に近くのコンビニや交番等、常に人がいる場所に逃げ込みましょう。
また普段から防犯ブザーは2つ以上持ち歩くようにし、いざという時に一つ目を鳴らして少し離れた場所に投げ、相手が気を引かれた隙にもう一つの防犯ブザーを鳴らし一つ目の防犯ブザーとは別の場所へ投げると、相手が複数犯でない限り短時間で全てのブザーを止めることは難しく、さらに相手の動揺を誘い逃げやすくなります。
防犯ブザーでひったくり対策
ひったくりなどを警戒するときは、カバンごと防犯ブザーが盗られる場合も想定し、最低でもピンに繋がる紐が手首に通せる程長いものを選び、もしひったくりにあったら自動的に音が鳴るようにしておきましょう。
カバンなどに取り付ける部分と音を鳴らすためのピンが別になっているととても便利で、またピンの紐が少し長めの場合、手首に通すことも可能です。ピンを本体から引き抜くと、アラームが鳴りライトも点滅するブザーのタイプは、もし暗闇でひったくりにあっても音と光が目に付くので「ひったくり犯」もカバンを持っての逃亡を諦めることになります。

不安な時は「ちょい鳴らし」も有効
また不安な時は防犯ブザーを少しだけ鳴らし、防犯ブザーを持っていることを周囲にアピールする「ちょい鳴らし」も有効です。それでも襲ってきた場合は防犯ブザーを鳴らしながら投げ捨て、人のいる場所へ全力で逃げましょう。
まとめ
不審者にあった時に防犯ブザーを持っていても、適切な行動がとれなければ意味がありません。いざという時は防犯ブザーを適切に使えるように練習しておきましょう。
防犯ブザーなどの護身用品を使用する場面に遭遇しないことが一番望ましいので、普段から被害に遭わないように防犯意識をしっかり持ちましょう。

