MENU

夏こそ気を付けたい防犯について

夏こそ気を付けたい防犯について


 6月ももう終わり、本格的に夏の幕開けの時期となりましたね。日焼けや熱中症など体調管理にももちろん気を付けないといけませんが、夏こそいつも以上に防犯対策をしっかりとしないといけないことはご存じですか?

 夏はとにかく暑いので、ずっとクーラーをつけていたくなると思いますが、日中や夜間には電気代が気になって網戸にして扇風機を使用しているという方も多いのではないでしょうか。また日も長くなるので夕方になっても2重ロックを掛けるのを忘れてしまったり、中には寝ている時にも網戸のまま扇風機を付けて寝るという人もいるのではないかと思います。
 つまり夏場は知らないうちに戸締りへの意識が薄くなっていく傾向にあるのです。

 そこで今回は、防犯面でも気を付けて、夏場をなるべく快適に過ごすにはどうしたらよいのかについて紹介していこうと思います!

家の中の注意点

 先程も書いた通り、夏場は網戸にしたり風を通すために玄関を開けたままにしておいたりなど、何かと家の窓や扉が開いていることが多い季節だと思います。なるべくエアコンなどに頼らずに電気代を節約したいという気持ちも分かりますが、もしそこを狙って不審者が侵入してきたことを考えるととても危険なことがわかると思います。刃物などの凶器を持っていたらさらに危険度は増すでしょう。
 網戸は簡単に取り外すことが出来るので侵入の邪魔にはなりません、もしあなたが寝ている間に侵入されたとしても、熟睡していれば音も聞こえないと思います。
 まず寝るときには、必ずドアのカギとチェーンの確認、窓の鍵がかかっているかを確認しましょう。

 また、もし玄関のドアや大きな窓はきちんと戸締りをしていたとしても、例えばお風呂場の窓やトイレの窓を開けっぱなしにしているのではないでしょうか。
 侵入者は「夏場は戸締り意識が薄い」ということを心得ているので、そこを狙って犯行に及んでくるかもしれません。もし開けっ放しになっているのであればお出かけをする前や寝る前には必ず戸締りをするようにしましょう。

アラームを付けて対策!

●ドア・窓 開閉アラーム
センサーが人を感知すると約20秒間大きなアラームが鳴ります

家の周りの注意点

 家の周りにも気を付けなければなりません。
 塀や生垣に囲まれていたり玄関に大きな木などを植えてある家はと人の目を遮ることが出来るため侵入者にとって侵入しやすく狙われやすい家になってしまいます。プライバシーを守るという点で良いところもありますが人の目を遮るものがある場合にはより防犯意識を高く持つ必要があります。

 また、アパートやマンションに住んでいる人の場合、2階以上に住んでいるから大丈夫と思う方もいるのではないでしょうか?侵入者は雨どい等を伝ってベランダなどから侵入してくる可能性も考えられます。もしこのときに窓や扉を開けっぱなしのままにしていると簡単に侵入されてしまいます。建物の何階に住んでいたとしても決して油断は禁物です。開けっ放しにはせず、必ず戸締りをきちんとするようにしましょう。

補足

家を留守にするとき

 夕方以降に家を留守にしていると、電気がついているかそうでないかでわかってしまいます。毎日このような状態にしていると侵入者にどの時間帯留守にしているかを教えてしまうようなものになるので気を付けた方が良いでしょう。夜暗くなったら自動で点灯するライトを家の中に置くなど工夫することが大切かもしれません。また、郵便受けなどに不在中の新聞などがたまっていたら、周りにこの家はしばらく誰もいないんだと感づかれてしまう可能性もあります。一時的に配達をストップしてもらったりすることも必要かもしれません。これは夏場だけではなく、一年を通して家を長期的に留守にするときに言えることだと思います。

外を歩くとき

 夏の時期は普段着る服が軽装になるので、痴漢やわいせつ行為の被害が高まる危険性があります。外を歩くときにも携帯電話やイヤホンを使いながらの歩きスマホなどは周りへの注意がおろそかになり被害にあう可能性が高くなることが考えられるのでやめましょう。特に夜間は、なるべく早歩きで帰る、時々周りを振り返って怪しい人がいないかを確認する、なるべく明るい通りを選んで帰る、着る服もなるべく肌が見えづらいものにするなど、小さなことですが気を付けた方がよいでしょう。

まとめ


 どんどん暑くなってくるこれからの時期、節電をすることももちろん大切ですが自分の命を守ることも大切です。戸締りに気を付けたり、少し行動を改めるなど、小さな行動だけで危険度は一気に下がると思います。防犯面に気を付けて快適に今年の夏を乗り切っていければ良いですね!