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年末年始特に気を付けたい空き巣対策

年末年始特に気を付けたい空き巣対策

 あと2ヶ月で今年も終わり、新しい年がやってきますね。
新型コロナウイルスや東京オリンピックの延期など、何かと大変な2020年ですが、皆さんは今年にやり残したことはありませんか?今年のうちに終わらせられるものは終わらせて、すがすがしい気持ちで次の年を迎えたいですね。

 さて、年末年始と言えば、実家に帰省したり旅行をしたり…今年は例年に比べて少なくなるかもしれませんが、それでも普段より家を留守にする人も多いのではないでしょうか?親戚や遠くに住んでいるお友達と久々に会えて嬉しくなったり、気持ち的にもなんとなく気が緩む時期だと思います。

 気持ち的にも浮かれることが多いこの時期だとは思います。遊びに出かけるときにも、いつもは気を付けていることでもついうっかり、窓の鍵をかけ忘れたまま出かけていくことも、もしかしたらあるかもしれません。

 みなさんのそんな そんな「ついうっかり」を狙って不審者はやってくるのです。せっかく楽しい気持ちで家に帰ってきても、家の中が荒らされていたり大事なものが盗られていたりしたら、それだけで一気に気分も落ち込むし、安心して新年を迎えることはできなくなりますよね。

 年末年始には、旅行や帰省などで長期的に家を留守にすることが多くなり、また年越しの準備や、お年玉の用意などで現金を用意している家庭も多くなります。そのような時期を狙って、空き巣や不審者は家に侵入しようとします。

 そこで今回は、年末年始にどのような空き巣が多いのか、またどんな対策をしていけばよいのかについて紹介していこうと思います!

どのような犯行が多いのか

 空き巣の被害は冬から春にかけて増える傾向にあり、また年末年始は何かと浮ついた空気のせいや慌ただしさなどで、戸締りや施錠に無頓着になりがちかと思います。

 先にも書いたように年末年始は何かとお金が必要なことが多くなり、家に現金を置いておく人も増えるのではないでしょうか。例えば10万円を置いていた場合、2~3万円と、一部だけを抜き取って犯行を気付かれにくくするということもあり得ます。年末年始は何かとあわただしいことが多いので、なおさら犯行に気づくのが遅くなるかもしれません。遅くなればなるほど、証拠はなくなっていくので、より犯人を捕まえにくくなってしまいます。
こういった被害を未然に防ぐためにも、出来る対策はするべきです。

 また、今年はコロナウイルスなどの関係で、家を長期的に留守にすることは少なくなるかもしれませんが、年末の買い出しから帰ってきたときにばったり空き巣犯と遭遇することも、もしかするとあるかもしれません。空き巣のプロは、家を荒らさずに犯行に及ぶことが多いです。ドアや窓の鍵を開けたままにしていると比較的容易に家の中に侵入が出来るので、プロに目を付けられて、再度侵入される可能性も高くなると言えます。

何をすればいいのか

 もし空き巣犯と遭遇したときには、金品など盗まれてしまうかもしれませんが、自分の命を最優先にして、とにかく逃げることが大切です。

外出時の対策

 外出するときには、いつも少しだけ隙間を開けている階段の踊り場やトイレやお風呂の窓、開けたままにしている倉庫の鍵などもしっかりと掛けておくことが重要です。
 また、長期的に留守にする場合には、新聞や回覧板などを一旦止めてもらっても良いかもしれません。ポストからあふれかえっていると、この家は留守にしているんだと周りに教えているようなものです。洗濯物を外に干しっぱなしにしていると、もし留守中に雨が降っていてもそのままだった場合、留守にしていると感づかれてしまう可能性があります。洗濯物も家の中にしまっておいた方がよいでしょう。

 また、カーテンは冬なのでドレープカーテンなどの、厚めのカーテンをかけている方が多いと思いますが、きっちり閉めきっていると逆に不自然なので、ドレープカーテンは少しだけ開けておいて、内側にはレースカーテンをかけておくとよいでしょう。

 実際に空き巣の被害に遭わないことが一番ですが、万が一誰かに侵入されたときのことを考えて、現金やカードなどの貴重品類は家に置いたままにしておかない、残して置く場合には一か所にまとめておくのではなく、ばらばらにして置いておくことも大切です。

 また、空き巣は侵入に5分かかると6割が諦め、10分かかると9割が諦めるというようなデータもあります。侵入されないために補助錠や、アラームなどを設置するのも有効と言えます。

その他の対策

 お庭などに植木がある場合には、年末までに剪定をして周囲からの見通しをよくしておくことも大切です。実際に家にいなくても、近所の方が怪しい人が家の周りをうろついていた場合、声掛けなどをしてくれての抑制効果もあるかもしれません。

 ベランダや窓の付近には踏み台になりそうなものを置かない方がよいでしょう。家を留守にする場合には片づけておくことが大切です。場合によっては犯人の手助けになってしまうことも考えられます。

 家の照明器具にタイマー機能があるのであれば、何時に電気をオンにする、などの設定をしておいてもよいかもしれません。

まとめ

 いかがでしたか?年末年始までまだ2ヶ月程ありますが、早いうちから対策をしておくことで、安心して新年を迎えることができると思います。また、これらの対策は年末年始に限らず、通年役に立つことだと思うので、日ごろから徹底して行っておきましょう。