意外と知らない?カーテンで出来る防犯対策!
新年を迎え、今から卒業・入学のシーズンがやってきます。
新生活を始めるにあたり、憧れていた一人暮らしを始める方も多いのではないでしょうか?部屋の家具は自分の趣味に合ったものを置けますし、一人なので誰かに気兼ねすることなく、ゆっくりと過ごすことが出来ます。
しかし、そんな一人暮らしの女性を狙って、不審者は近づいてくるかもしれません。みなさんもテレビなどで目にすることも多いと思いますが、一人暮らしの女性が巻き込まれる事件は後を絶ちません。
防犯対策として、オートロックのアパートに住む、ドアを開ける時はチェーンを付けたまま、洗濯物を干すときは干し方を工夫する、などに気を付けている方は多いかもしれませんが、「カーテン」に気を付けている方は意外と少ないのではないでしょうか?
今回はそんな、一人暮らしの女性の家を不審者から守ってくれる、「カーテン」について紹介していこうと思います!
なぜカーテンに気を付けないといけないのか
空き巣は窓からの侵入が多いと言われています。窓ガラスを破壊したり、無施錠の窓から侵入してくるケースが多いとのことですが、それが女性が一人で暮らしている家となれば尚更侵入される可能性は高くなると言えます。
女性の一人暮らしはまず、外から「あの家には女性一人だけが住んでいる」と悟られないことが大切です。いくら外に干す洗濯物に気を付けていたとしても、窓に取り付けているカーテンが赤やピンク、花柄など、いかにも女性的な色やデザインのものだとしたら、女性が住んでいると思われる可能性が高くなります。
せっかくの一人暮らしなのでカーテンも自分の好みのものにしたいという気持ちもとても分かりますが、命より大切なものなどありません。カーテンもしっかり対策をしましょう。
どのようなカーテンならよいのか
では、どのようなカーテンを選べば良いのでしょうか。あまりにもシンプルな色やデザインのものだと毎日生活していくには少し気が重くなってしまいます。無地やモダン柄、モノトーン柄などの男性女性の区別がつきにくいデザインのものや、ブラウンやベージュなどの色を選ぶのが良いかもしれません。家具とも合わせやすい色かと思います。フリルや水玉柄などの可愛らしい色柄のカーテンは避けた方が良いでしょう。
また、カーテンにも種類があることをご存知ですか?いくつか紹介していきます。
ドレープカーテン
厚手の生地で作られているため、中の光と外の光を漏らさない遮光性、遮熱性や防音性に優れたカーテンになっています。たくさんの色や柄のものが販売されているのが特徴です。カーテンと聞いたらまずこの種類のものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ただ、部屋の高さに合ったものでないと、途端に野暮ったく見えてしまうので注意した方が良いでしょう。
レースカーテン
ドレープカーテンの外に付けることが多いカーテンです。生地が薄いので、遮熱性などは低いですが通気性が非常に良いため夏場など風を取り込みたいときに、ドレープカーテンを開けてレースカーテンのみという使い方ができます。
また、多くのレースカーテンにはミラー加工が施されていることが多いので、外から丸見えな状態を防ぐことができますし、中から外を見ることが出来るので防犯面も安心なカーテンです。
カーテンの賢い使い方
ドレープカーテンもレースカーテンも、使い方ひとつで立派な防犯対策となります。ただし、使い方を誤れば逆に不審者の手助けになってしまうかもしれません。どのように使えばよいのでしょうか。
まず対策として、日中は「ミラーレースカーテン」をかけておくのがおすすめです。
反射して外から見えないようになるので、室内のプライバシーを守ることが可能です。しかし、ミラーレースカーテンは夜になると部屋の明かりをつけた際に室内が丸見えとなりますので、「昼間のみ室内を見えなくするカーテン」ということを覚えておきましょう。
そして夜間にはドレープカーテンをかけておきましょう。室内からも、外からの光も遮断することができるため夜間の対策としておすすめです。ですが、「ドレープカーテンをずっと閉めていれば安全」という考えは間違いです。日中に閉めきったままにしていると逆に不自然に思われてしまい、空き巣から狙われやすいポイントとなります。必ず厚手のカーテン(ドレープカーテン)との二重掛けにしておきましょう。
もし年末年始やゴールデンウィーク、お盆などまとまったお休みで家を留守にする時は、ドレープカーテンを閉め切ったりなどせずに、少しだけ開けるようにしておくと、不審者に「この家には誰かいるのではないか」と思わせることが可能です。レースカーテンとの併用で対策をしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?普段からカーテンと防犯を結び付けて考えている方は少ないと思いますが、少しの気配りだけで自分の家をより安全に過ごすことができます。安全面はもちろん部屋のインテリアにもあったカーテンをつけて、毎日を楽しく過ごしましょう!