女性が普段から気を付ける!夜の防犯対策
夜に外を一人で出歩くのはとても危険です。また女性ともなれば、男性より力が弱い場合も多いのでその分危険度は増します。
しかし、社会人の方は仕事が遅くなったり、学生の方は部活動の練習で遅くなったりなど、どうしようもないこともあると思います。そこで今回は、女性が夜に外を一人で歩くときにどのように対策をしたらよいのかを紹介したいと思います!
実際に起きた犯罪の事例
身近なところに不審者は潜んでいるかもしれません。
実際にどのような事件が起きているのか、まず二つの事例を紹介します。
事例①
ある女性はその日、久しぶりに友達とご飯を食べてご機嫌で帰宅しました。駅から家までは歩いて二十分。いつもなら自転車を使っていますがその日は雨。タクシーを使うのも億劫に感じたその女性は、運動と思って歩くことを選択しました。
そして家について玄関に入った瞬間、何者かがその女性の腰に手を添えてきました。驚いた女性は急いで後ろを振り向いたところ、男が立っており、その男は一瞬で走って逃げて行ったそうです。
事例②
ある女性(十代)は午後七時過ぎごろ、夜道を自転車に乗って帰宅している途中、いきなり後ろから駆け寄ってきた男に荷台をつかまれ、抱きつかれました。女性は咄嗟に悲鳴を上げたので、男は驚いてその場から逃げたそうです。
一歩間違えればどうなっていたのか分からない二つのこの事件。
女性は、少しの距離でもタクシーを使う、歩きスマホは絶対に駄目、音楽を聴きながらなんて以ての外、歩いている途中に時々後ろを振り返る、これが大切だとこの事件のあとにそう話をしています。
怖い思いをしてからでは遅いのです。ではどのようなことに気を付けて、どう対策をしたらいいのでしょうか。
対策方法
実際に、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか?
普段から意識をしておくことが大切なのかもしれません。
少しの距離でも自動車やタクシーを利用する
とにかく一人で歩かないことが一番です。少しの距離でも、危険な目に合わないようにタクシーを利用したり、可能であれば迎えに来てもらうなどするのがいいでしょう。命より大切なものはありません。
一人で歩かない
可能であれば同僚や友人と一緒に歩きましょう。一緒に歩いてくれる方が男性であるならば、多少遠回りでも自宅付近まで送ってもらえるようお願いしてみるのもいいかもしれません。
明るい場所を歩く
多少遠回りになってしまっても、明るく見通しの良い、人通りの多い(人の眼が多い)道を選びましょう。特に暗い公園や路地裏などは避けるようにしましょう。明るい場所は犯罪者にとっても障害になりますし、こちらとしてもやはり安心できます。
また、帰り道のルートを日によって変えるのもいいかもしれません。計画性のある不審者から待ち伏せされるリスクを減らす効果があります。
早歩きを心がける
のろのろ、ゆっくりと歩いていると声をかけられやすいので、早く歩いて忙しそうに見せましょう。危険な夜道を歩く時間を少しでも短縮できるという効果もあります。
周囲に気を配る
早歩きで歩きながら、時々少し大げさなくらい周りを振り返ったり見まわしたりしましょう。もし不審者が後を付けてきていてもすぐに発見できますし、不審者にもそれがわかります。もし防犯グッズを持っていれば使用する準備ができます。
そのほかの注意点
日常生活の中にも注意する点はたくさんありそうです。
普段意識しないでしていることも、少し気を付けるだけで防犯対策になります。
服装にも気を付ける
自分自身の安全のために、夜道を歩くときにはなるべく露出が少ない服装を選びましょう。スカートを履いているだけで痴漢に狙われてしまうこともありますし、露出が激しい服装だと勘違いされてしまうこともあります。
また、靴にも気を配り、万が一危険を感じたときとっさに逃げられるように、ヒールの高い靴は避けた方がよいでしょう。地味な色のものを選び、一見女性と悟られないことが大切です。
歩きスマホ、音楽を聴きながら歩かない
スマートフォンを操作していたり、音楽を聴いたりしているときは集中力が散漫になり周りの音が一切聞こえなくなることから、不審者に襲われる危険性が高くなります。特に歩きスマホは交通事故に遭う危険性も高くなるので、絶対にやめましょう。ただし、スマートフォンを手に持っておくのはよいと思います。もし何かあった場合でも手に持っていれば、いつでも誰かに連絡することができます。
同じ時間帯、同じ道で帰らない
毎日同じ時間帯、同じ道で帰るのは避けましょう。計画性を持った不審者にとってはそれが好都合です。道順や時間帯をバラバラにして、不審者に予測させないことが大切です。
また、何かあった時にすぐに駆け込める場所を把握しておくことも大切です。
帰り道に近くのスーパーやコンビニで食料品を買う人もいるかと思います。その際にお箸を一膳しかもらわないと、「この女性は一人暮らしなんだな」と不審者に思われる可能性もあります。
お箸をもらう時は二膳ほどもらう、食料品も一人分ではなくまとめて買う。いつも同じお店で買い物をするのではなく、駅の近くのコンビニを利用したり、日によってお店を変えるのもいいかもしれません。
以上のことに気を配ることで、少しでも危険な状況に遭う危険性は低くなるかもしれません。日常生活の小さなことから気を付けていくことで犯罪を未然に防ぐことが出来ます。
また、日頃から防犯用品や護身用品などを持っていることも大切だと思います。バッグの見える所に防犯ブザーを付けておくのも一つの手です。
まとめ
いかがでしたか?女性が夜道に一人で歩くのは危険と隣りあわせです。先ほどお話したことを常に意識し、できるだけ危険な状況を避けるようにすることでリスクを減らせます!実際には使わないとしても、万が一の為に防犯グッズを一つ持っているだけで安心感が生まれます。自分の方が先に不審者を見つける、という心構えが大切かもしれません。