台風や大雨から身を守るための3つの対策事項
みなさん台風が一番くる季節はいつかご存じですか?「夏のイメージが強いから8月かな」と思っている方も多いかもしれませんね。実際8月は1年の中でも多く台風が来る季節ではあります。しかし、実はここ数年9月の台風発生数は8月より多かったり、同数であったりとまだまだ気を抜くことが出来ない時期なのです。今回はそんなまだまだ続く台風やその影響で降る大雨などのためにどんな対策をしておけばいいのか紹介していきたいと思います!
台風の発生数・被害について
近年台風の発生数は多い傾向にあるように思えますが、実際には年間どのくらいの台風が発生しているのでしょうか。またその被害にはどのようなものがあるのでしょうか。台風により起こる大雨の被害などと合わせて見ていきましょう。
台風の発生数
まずは台風の発生数についてです。気象庁の台風発生数を記したグラフによると10年前の2008年には22個、去年2017年は27個、そして今年の8月20日まではすでに20個発生していることが分かります。今まで平均的に年間約27個の発生数でしたが、今年は平均を上回ってしまいそうですね。
台風・大雨被害の種類
日本は傾斜の急な山や川が多く、また海に囲まれていますので、台風や大雨による被害も甚大なものとなることが多いです。洪水や高潮、がけ崩れや土石流などのような自然災害がここ数年特に発生し、多くの犠牲者が出ています。近年発生している被害をいくつか見ていきましょう。
1.平成29年7月九州北部豪雨
7月5日から6日にかけて活動の活発な梅雨前線が停滞した影響などで、九州北部地方の多いところで記録的な大雨となりました。この大雨の影響土砂災害などが発生し、福岡県や大分県で死者・行方不明者42名と大きな人的被害が発生しました。
2.平成30年7月豪雨
6月28日から7月8日の期間、前線や台風7号の影響で東海地方や四国地方、九州地方などで7月の月降水量平年値の2~4倍となったり、24・48・72時間降水量の値が観測史上第1位となるなど広い範囲で長時間の記録的な大雨となりました。またこの時は台風第7号の通過に伴い、7月1日から7月5日の間で沖縄から西日本にかけて最大風速20メートルを超える非常に強い風を観測し、大雨と合わせて甚大な被害を日本列島にもたらしました。
大雨・台風への対策
上記のような被害に合わないためにもどのような対策をしておけばよいのでしょうか。
雨や風が強まる前に、家周辺などを確認
雨や風が強くなる前に、風で飛ばされそうなものがないか確認や、窓などはしっかりと施錠出来ているかなどを点検しておきましょう。そして普段は何気なく通ったりしているマンホールも、大雨や台風になると水圧などにより蓋が開いてしまい、マンホールの中に落下するという事故も今までにも起きていますのでどこにマンホールがあったかなど確認をしておくことが重要ですね。また風による被害として自転車が倒れてしまい、車などに傷をつけたりするということもありますので、予め玄関に入れておくか横に寝かせるなどしておくと安心です。
家電などは出来るだけ高いところなどに移動
近年大雨の影響で家の中にまで浸水してきたという話はよくニュースで耳にするかと思います。家電などはあらかじめ二階など高いところに移動させておいて浸水被害に備えておきましょう。また、充電器や延長コードなども漏電やショート、感電など起きる恐れもありますので、コンセントから抜いたりしておくなどの対策をすることも大切です。
ハザードマップの確認
みなさん一度は「ハザードマップ」というものを聞いたことがあるかと思います。「ハザードマップ」とは過去に発生した災害の被害状況をもとに、地震や津波、台風や集中豪雨による洪水、がけ崩れや土石流、火山の噴火などの大規模な災害による被害発生状況を予測し、地図に書き込んだもののことを言います。それには河川が氾濫して場合に浸水が予測される地域などが書かれていますので、その該当地域に住んでいる人たちは避難を早めにしたり、危険と予測されているところには近づかないようにするなどの対策を取ることができます。また「危険予測をされていないところだし、距離も離れているから避難はまだしなくても大丈夫」とは思わずに、しっかりと早めの行動を取っていくことが大切ですね。
防災グッズ
では次に台風や大雨などの時に持っておくと安心な防災グッズを紹介したいと思います!
サバイバルフラッシュライトWSOソーラー シルバー1000
台風などの影響で電柱が倒れてしまったりなどして停電になってしまった時も安心のフラッシュライトです。今では多くの人がスマホを持っているので、スマホの明かりを使えばいいと考えている人も多いと思います。しかし、災害時などは満足にスマホの充電が出来る環境にないことが想定されますので、連絡手段として残しておくためにも1つライトは備えておくと安心です!またこのライトはガラス割りもついていますので、車が水没してしまい動かなくなり、また水圧などによりドアが開かなくなった場合でも脱出することが出来ます。
まとめ
「梅雨が終わってしばらく経つし、季節も秋に入るから台風や大雨をあまり気にかける必要はないかな」と油断はまだせずに、9月になってもしっかりと大雨や台風に気をつけていきましょう!