震災後は特に女性や子どもの被害事件が起きやすい?気をつけておきたい3つの対策事項
近頃関東地方や関西地方で地震が立て続けにおきていますね。日本は他の国に比べると地震の発生が多い国と言われています。1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、2016年の熊本・大分地震、そして今年6月18日に起きた震度6弱を記録した大阪北部地震と年々大きな地震が起きる頻度が高くなり、またここ数年でさらに大きな地震が起きるということも予測されています。震災被害への食料対策なども重要となっておりますが、震災後自分の身を守るための対策もとても重要だということを皆さんご存知ですか?今回はもし震災の被害に遭った際、自分の身を守るために知っておきたい対策事項について紹介していきたいと思います!
被害の現状
災害が起こった後には空き巣や窃盗、主に女性や子どもへの性的被害などの事件が起きてしまいやすいという傾向があります。それは震災被害に遭ったことで普段のように生活が出来ないことへのストレスや、普段地域の安全に気を配っている警察官が行方不明者の捜索や災害箇所の安全確認などに回ることで、治安保持へ気を配ることが難しくなりいつもは抑制されている犯罪などが起きやすくなってくると考えられます。こういったことは阪神淡路大震災時や、東日本大震災でも起きていたと言われていますが、そういう報道はニュースなどではされませんし、被害に遭った方も被害届などを出す方もあまりいないため人々にあまりこのような状況は認知されていない状態です。しかし、日本は地震が多い国ですし、ここ数年大きな地震が起きる頻度が高くなっているので、このようなことが起きているのだと認知を高めていく必要があります。
被害への対策
では、上記で紹介しました被害に遭わないためには一体どのようなことに気をつけていけばよいのでしょうか。
被災時の服装はピンクなどの色を選ばない
最近ではインターネットサイトを見てみると防災服でも男性用として黒、女性用としてピンクなどが販売されているかと思います。しかし、防災服の色をピンクなどを選んでしまいますと、それを着ている姿を見た時にほとんどの人が「あの人は女性の方なんだな」と考えてしまいますので、性的被害などに遭う可能性が高くなってしまいます。また防災服だけに限らず、普段生活している時の服装も女性っぽい華やかな色のものを着ていることは非常に危険です。「被災してつらい状況だからこそ、明るい色の服を着て気分を上げていきたい」と考えたくなるかもしれませんが震災が起こり、治安などが良くない状況ではまず自分の身を守ることが大事になってきますので、安全に生活出来るようになるまでは控えていく必要があります。
また髪が長い女性の方は暗めの色の服をせっかく着て備えていても、髪が見えているままでは効果がなくなってしまいます。そういう方などはニット帽などをしっかり着けて女性だと分かりにくくするようにしましょう。
日中でもなるべく大人数で行動する
避難所に入れたから安心と思って、トイレなどに1人で行くということも危険です。震災被害に遭って、ストレスが溜まっている人が気分を晴らそうと女性や子どもへ暴力行為を行うという可能性を考えた時1人で行動していてはそのターゲットになりやすくなってしまいます。また夜間は何が起こるか分からないから、大勢で行動するという人は多くても、昼間は大丈夫だろと考えてしまう人もいるかと思いますが、震災が起きて多くの人が自分のことで精一杯な状況では明るい昼間でも被害に遭う可能性は高くなりますのでしっかりと注意が必要です。

被災後に自宅に帰る際は要注意
避難所にいるよりもやはり自宅の方が安心が出来ますので、自宅に帰ってもよいという許可が出たらすぐに帰りたくなってしまうかと思います。しかし被災後の家には空き巣目的で泥棒などが忍び込んでいたり、部屋の雰囲気を見て住んでいるのが女性と判断して、襲うことを目的とした人が潜んでいる可能性があるなど、被災後の自宅は多くの危険がありますのでいつもの安全な自宅と同じとは考えないようにしておきましょう。家に帰る際は何か起こっても対処ができるように明るい時間に、大人数で行くことが重要です。
護身グッズ
次に震災の被害に遭った時の対策として持っておくと安心な護身用品を紹介したいと思います。
催涙スプレー
催涙スプレーの成分は唐辛子成分なので、相手に向かって使ったとしても後遺症などが残る心配はないですし、サイズもあまり大きくなく女性の手のひらサイズ程の大きさなのでポケットにも入れておくことができ安心な護身用品です。また写真の商品は見た目がリップ型のものもありますので、いつもカバンに入れて持ち歩くことも出来ます。
まとめ
災害の被害だけでなく、そのほかの被害にもあってしまっては心理的なストレスが多大なものとなってきます。今回紹介したような被害に遭わないためには、上記のような対策をしていくことも重要ですが、まずはそういった被害を他人事だとは思わずに自分の身に置き換えて考えていきましょう。